【Today`s Topics!】
限定付き小売免許の交付がスタートし2ヶ月弱
未開封のボトルor缶、そしてサーバーからの樽生商材を含めた
量り売りを行う飲食店を町場で見かけることも多くなってきました
今回の臨時免許について簡単におさらいをしますと
・飲食店が申請可能、交付より最大半年間有効(申請期限:~6/30
・飲食店の在庫を、一般小売免許取得の酒販店同様に一般顧客へ販売できる(カクテルやランドル等、その場で混和&消費前提の商材の密閉容器販売はNG)
・コロナ禍以降に開拓した新規取引先の在庫販売は不可
つまり
①店内飲食営業が出来ずに余った酒類在庫を、飲食店が一般客へ販売することで売り上げを得ることができる
↓
②同免許の対象となるのは既存仕入れ先から仕入れた酒類のみなので、酒屋も卸で売れて在庫が回る
↓
③酒屋の在庫が動けば当然追加注文が入るので、生産者&輸入業者も潤う
↑誰も悲しまない、まさにWIN-WINの関係!
と、言うのが国税局が描く想定なのですが
…ここで一つの問題が発生してきます
酒屋の数が規制されていた昔とは違い、現在は
嗜好性が高いお酒をメインに取り扱いしている代継ではない販売店は
商品の性質と単価の関係上、飲食店への卸業務を行っていないケースも少なくはありません
これは日本では必ずしも酒屋or卸業者通さずとも生産者&輸入業者⇛エンドユーザー(飲食店&個人)への直販可能なことも関係します
上記に該当する既存酒販店にしてみると現状は謂わば 『酒屋機能+独自の料理を提供』という《類事業体+α》以上の武器を持ったライバルが急遽乱立した状態、と言っても過言ではないのです
文化形成の大本となる生産者や輸入業者
普及の要とも言える、エンドユーザーに立場が近い飲食店を応援するのも勿論大事なのですが
酒類を購入の際は『ビールと言えばあの店!』『ウイスキーならここ!』のような有名酒販店や業者直営店だけではなく
たまにはあなたの家の近く、街にある嗜好性の高い酒屋さんも是非選択肢には入れてみませんか?
ネット販売も伸びているのこの社会において
利益の少ない嗜好品をケース単位で仕入れ、状態確認でき安心して購入頂ける実店舗は、この一時措置が終了した後にもお付合いしていける『アナタの冷蔵庫』
ローカルとは地域全体で作っていくもの
新たな出会いというのも楽しいですよ
どうかアナタの頭のスミにでも置いて頂ければ幸いです
【Today`s Tap List(量り売り樽生リスト)】100ml単価(税込)
①十条すいけんブルワリー やっぱりキウイは八女産ばいブラック 〜BLACK KIWI ALE〜 (JPN) 6.0% ¥238
②SIREN CRAFT BREW Yulu 〜SESSION PALE ALE with LEMON PEAL & EARL GREY TEA LIEF〜 (GBR) 3.6% ¥219
③REVISION Revision India Pale Ale 〜AMERICAN IPA〜 (USA) 6.5% ¥250
④TOKYO ALE WORKS Flagon Filler ESB 〜EXTRA SPECIAL BITTER〜(JPN)5.0% ¥238
⑤HAWKES Urban Orchard ~APPLE CIDER~ (GBR) 4.5% ¥200
⑥ALLAN SCOTT Scott base Pinot Noir2018 ~RED WINE~ (NZL) 13.0% ¥388
⑦KOMBUCHA SHIP Yuzu Heads ~KOMBUCHA~ (JPN) 0.0% ¥342
EX①:岡崎酒造 岡崎酒造 信州・亀齢 樽酒 BA:NIGHT OWL (JPN) 16.0% ¥275
EX②:OUD BEERSEL Bersalis Barrel Reserve ~BA:TRIPLE~ (BEL) 10.0% ¥513
【次回変則営業&店休日情報】
2020.5/22 (Fri)
15:00~22:00
通常営業時間
平日:1400~2100 (金:~2200)
土日祝:1200~2000
↓
非常事態宣言変則営業
平日:1500~2000(金:~2200)
土日祝:1300~2000
TEL:03-6277-3743
【Liquor Shop NIGHTOWL-リカーショップ・ナイトオウル-】
2014年創業
東京・恵比寿駅より徒歩1分!
《グラウラー》と呼ばれる耐圧リユース容器を用い
サーバーからの『クラフトビール』『ワイン』『シードル』等を樽生を
メインとした
日本初の【量り売り酒屋】(ボトル販売も有り)
都営バス『恵比寿駅前』バス停前の1階EV奥(一階オレンジテラさん、二階が日焼けサロン)